二十時間睡眠乙

 WBC見てましたが、いや、すごいね。
 一回から四回まで見て、七回の最初からまた見始めたんですが、ちょうど良いタイミングでした。
 七回、先頭打者松中がツーベースヒットで無死二塁というチャンス。 まぁぶっちゃけ無死二塁はその前にもあったような気がしたんですが。
 野球用語の分かり難い方に麻雀で簡単に説明すると、配牌で一向聴みたいなもんです。
それも、かなり上がりやすい待ちで。
 その状況で代打福留。
 もうね、テレビの前の皆様は唖然としたことだと思う。 王は気が狂ったのか? とか思ったに違いない。
 福留選手は今回WBCでめちゃくちゃ調子が悪く、打率が二割もいってなかったはず。 麻雀にたとえると他の人の和了率の二分の一ぐらいかなぁ。
 その福留が、何の神が舞い降りたのかホームラン。 ホムーランですよ! ありえねぇ。 ぶっちゃけありえねぇ。
 代打福留で噴いた人はまた噴いたはず。
 麻雀でたとえると、全員浮き沈みなしのオーラスの前の局でいきなり役満上がった感じ。
決定打ですな。
 続く後続がデッドボールで出塁。 パスボールで進塁。 あとはもうボコボコで一気に五点も取ったみたい。



 ホームランを打った福留もすごいが、采配をした王は予知能力者だろ。 その下地を作ったのは上原でしょ。 よく投げてくれますた。 当方が巨人の選手を褒めるなんて異例中の異例ですが、よくやった。 リーグ戦中はそんなにがんばらなくてもいいよ。 マジで。
 麻雀にたとえると、王は立直一発自摸を読んで変則待ちした感じ。


 なぜ福留代打だったのか?
 江川が言ってたのを独自に解釈したそうですが、韓国は日本選手の情報をかなり揃えていたようですね。 そのために結構作戦がばれているらしく、八回あたりに今までの戦略を一新した、マジックとも言うべき戦法をすべき、と江川が言っていたらしい。
 だから七回のチャンスであえて福留を出したのだろう。 これが江川風に言うなら、マジックに値する。 この代打は百パーセント韓国には読めていなかったと思う。 誰が、打率二割以下の打者が出てくるなどと警戒するだろうか。 福留のスタメン落ちは予想していも、これはなかったに違いない。
 このホームランは成立して然るべきだったのだ。
 ってばあちゃんが言ってた。 ガチで。





 お題がんがってきま。