うたわれるもの第九話〜第十二話

 だいぶ溜め込んでたなぁ。
 てか、九話とか昔過ぎて覚えてないような。
 シケリペチム侵攻だっけか。 九話のタイトルは「禁忌」ですな。
 突如降伏勧告を申し出てきて、のらりくらりとやり過ごそうとしたらニウェが攻め込んできた、という話。
 見てれば分かると思いますがシケリペチムは強大な大国で、王であるニウェの性格からしてかなりの帝国主義ですね。 厳密な意味ではちと違いますが。 早い話、戦争好きなのかな。 少佐ではない。
 トゥスクルはそれほど戦力はありませんが、ハクオロの采配と一騎当千に匹敵するという……カルラはまだいないな。 ぶっちゃけ強いのはベナウィだけか。 まぁ、それはそれとして、上のやつらは結構強いから、国力で劣っていても決して弱国というわけではない。
 しかし、明らかにシケリペチムが本気で攻めてきたら対抗はできない。 そこで、ハクオロが一計を講じるというわけですが。
 取った戦略は見ての通りです。
 ニウェは王であると同時に優れたもののふでもあるようで、オボロを圧倒してハクオロに肉薄します。
 宣戦布告と一時撤退。
 ハクオロに強烈な印象を与えたのでした。
 感想としては、ベナウィやクロウがそこそこ目立つなかで、なんかオボロが微妙な扱い。 ヤムチャ化しないように祈りましょう。 と言いつつ、今これを書いてる段階で十二話を見ているわけですから、オボロがヤムチャ化しているのは知っているわけです。
 ところどころ3Dが使われていますが、良い感じだと思いますよ。


 で、第十話「傭兵」ですね。 カルラ登場。
 最初見たときは今までの雰囲気と全然違ったので、うぉ、って感じでした。 暗い感じでカルラの圧倒的な強さが描かれております。
 んで捕まったカルラはエルルゥと仲良くなる。 エルルゥの「違います! 違います! 違いま〜す!」が物凄かった。
 で、色々あってカルラVSベナウィ。 ベナウィの「私がお相手しましょう」はカッコよかったと思うよ。
 ってその間にあったのはウルトリィとカミュの帰還か。 めっちゃ早いなぁ。
 カルラVSベナウィは良かったと思いますよ。 カルラの強みである超馬鹿力が上手く描かれていて、すげかった。
 やっぱオボロってヤムチャ化してねぇ?
 で、カルラはトゥスクル側に傭兵として雇われることに。 まぁ、よくこんな胡散臭いヤツを雇ったものだと思ふ。 強いけど。
 えーっと、途中でナクァンと言っておりますが、どうもこれは剣奴という意味らしいです。 上流階級を楽しませるために奴隷たちが見世物として戦ったりするやつですね。 たぶん。 詳しくは調べてちょーだい。
 


 第十一話「永遠の約束」+第十二話「動揺」
 突如現れたクッチャケッチャ。 よく分からない理由でヤマユラの里を滅ぼし、ハクオロがブチ切れる。
 クッチャケッチャの王オリカカンはハクオロを弟のラクシャインだと主張して攻撃しております。 ラクシャインはどうもクッチャケッチャで相当ヤバイ何かをやらかしたようで、だいぶ恨みを買っておるようです。
 ハクオロは失われた過去とその関係について悩みつつ、悪夢を見る。
 まぁそれは置いといて、やはり見物はトウカ。
 トウカと言えばうっかり者なんですが、アニメのシリアス補正でだいぶカッコイイやつになっております。
 エヴェンクルガ族というのは、本編でも解説されておりますが、少数民族でありながら優れたもののふを輩出している一族であります。 エヴェンクルガは義に厚く、どんなことがあっても義を貫くことから、エヴェンクルガが味方をしていると、そっちの方が正義なんだ、と周りを思わせてしまうような空気があるそうです。 とりあえず、凄い一族なんです。
 で、このあたりでとうとうオボロがヤムチャ化。 クロウも危ない。 カルラに出番を奪われてしまってます。
 カルラとトウカは良い勝負してますが、素手で十人以上をヌッ殺したカルラと良い勝負してることから、トウカもまた異常に強いことが分かっていただけると思います。
 橋の戦闘では、ついにトウカはシリアスキャラを貫き通して退場しました。 これじゃあトウカが義に厚い優秀なもののふのように見えるではないか。 いや、間違っちゃいませんが。
 予告を見る限り、まだクッチャケッチャ戦は終わらないのかな。 たぶんタイムスケジュール的には次で終わりだと思うんだけど。
 ハクオロの過去がついに明らかに。 なるのか。